パパのためにがんばる。

平成31年1月22日、静岡県三島市萩の交差点で父が信号無視の車にはねられて死亡しました。加害者の証言は父の進行ルートも信号の色も事実とは異なるものでした。死人に口なしの事故を減らす為、先例となるべく加害者へ実刑の厳罰を求める署名を集めています。

父の日。

今週のお題「おとうさん」


父が亡くなってから初めて迎える父の日。


今までは毎年、弟、妹と洋服や父の好きな食べ物、ビールを買ってプレゼントしていましたが、今年は事故の起きた同時刻に現場に花を持って行き、行き交う車を眺めながら

なぜ、父は死ななくてはならなかったのか…

と考えていました。


花を変えている途中で、葬儀後から涙を流さなかったいちばん下の妹が感情が爆発したかのように声を上げて泣き出し、

父はこの子を残して亡くなることがどれだけ無念だったかと考えると、胸が苦しくなりました。


(事故があった日、父の帰りが遅いと心配した母はいちばん下の妹を連れて父を探しに行き、警察から連絡が来る前に事故直後の現場に到着していました。葬儀を終えてからは笑うこともなく、泣くことを我慢し現実逃避をしているかのように見えた)


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上の写真は父の財布の中に入っていた

家族の写真や、いちばん下の妹が作ったお守りやお手伝い券、肩たたき券です。


本当に子煩悩で、誰にでも優しく誠実で…

私にとっては世界一、最高なパパでした。


未だに、父の事故に関することで頑張っていれば父が戻ってきてくれる、と本気で思ってしまいます。


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全てを投げ出したくなる時もあるけれど、最後まで戦おう。

父の為に、家族の為に、このような事故が減り、被害者や遺族が泣き寝入りしない為にも…。